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箱根駅伝2017を大予想!優勝はやっぱりあの大学なのか!?

箱根駅伝2017の予想と見どころ

お正月の風物詩といったら駅伝です。

元旦に実業団駅伝、2,3に日に箱根駅伝が行われます。
大学駅伝ファン歴23年の経験から2017年の箱根駅伝を大予想してみたいと思います。

区間距離の変更による影響

まず、2017年第93回大会から区間距離の変更があります。
平塚から小田原の第4区が18.5kmから20.9kmに延長され、小田原から往路ゴール・芦ノ湖までの山登りの第5区が23.2kmから20.8kmに短縮されます。
この距離変更によって、レースはまったく変わってくると予想されます。
区間距離を延長した第82回大会以降、山登りの第5区の選手に対する生理学的負担は大きくなっていました。
レース後半には低体温症や血糖の症状に陥り、棄権を余儀なくされたり、大幅な遅れとなってしまうケースが多く見られました。
ただでも高低差が大きい5区を何故最長距離にしたのか疑問が持たれます。
それによって、順大・今井、東洋・柏原、青学・神野と山の神が誕生し、箱根駅伝の人気を上げることになりました。
しかし、その山の神の総合成績に対する貢献度が大きく、復路はそのまま逃げ切ってしまうことに・・・結果レースとしては面白くなくなってしまいました。
さらに、第4区の距離短縮でマラソンに順応できる選手の芽を摘み取っている懸念もあると言われています。
5区にエースを配するようになり、「花の2区」を走る選手のレベルが落ちてしまっていたことも否めません。
今回は、2区へエースをエントリーしてくるチームが増えると思います。

青学の3連覇の確率は高い

93回大会は王者青山学院大学の3連覇、そして大学駅伝の3冠なるかが注目されています。
出雲駅伝、全日本駅伝を見るとやはり青学が優勝候補の最有力候補であることは間違いありません。
ただ、昨年のように1区からトップを譲らずにということは難しいのではないかと思います。
29日に発表された区間エントリーを見ると2区にエース一色をエントリー。
昨年の優勝メンバーである下田、安藤、田村を補欠に回していますが、東洋がエース服部を1区にエントリーしているため、主力メンバーを配してくる可能性があります。
今年の青学は出雲、全日本で、スタードダッシュに失敗、最終的には優勝しているのですが、後半までもつれるレースをしています。
原監督としては、1区、2区での出遅れは避けたいと考えていると思います。
エントリー選手のタイムを見ても、青学は頭ひとつリード、アクシデントが無い限り優勝できるのはないかと思います。
山の神がいない青学にとって、5区の距離短縮がよいほうに向いてくるのではないかと思います。

東海のスーパールーキートリオの活躍に期待

出雲駅伝で鮮烈にデビューした東海のスーパールーキートリオ。
昨年12月の全国高校駅伝で、「花の1区」の上位6人中5人が東海に入学しているのです。
中でも2区にエントリーされた関颯人、1区の鬼塚翔太、5区の館沢亨次は出雲駅伝でも素晴らしい活躍を見せ、チーム順位3位に貢献しました。
今回優勝できなくても、この世代がいる間に東海の箱根駅伝優勝の可能性があると思っています。
気になるのは全日本大学駅伝を急性胃腸炎で棄権した関です。
その後順調とは言えないため不安は残ります。
佐藤悠基、村澤明伸といった偉大な先輩に並ぶことができるのか期待したいと思います。

留学生ランナーの活躍

山梨学院は2年生のニャイロ選手が1年生から2区を走り区間2位と好走しています。
今年も全日本で青学・一色に1分05秒差をつけて区間賞を獲得しています。
留学生ランナーはスピードがあり、一人で順位を押し上げる力があります。
留学生頼みのレースになると困りますが、駅伝の醍醐味、ゴボウ抜きを見せてほしいと思ってしまいます。

古豪復活なるのか

ここ数年、低迷していた早稲田は全日本では8区まで首位をキープ、最後は青学・一色に逆転されましたが、古豪復活をアピールしました。
5区の山登りでは昨年、5区を経験し、区間5位だった安井がエントリーしています。
同じく昨年区間4位の駒澤・大塚と互角の勝負をすれば上位で往路を終えることができるのではないでしょうか。
古豪といえば明治です。今年は予選会からのスタートでしたが、2位で通過しています。
元々選手層も厚く、アクシデントがなければシード権争いに絡んでくると思います。

2017年の箱根駅伝順位予想

結局のところ、青学が一歩リードしているのですが、前回のように楽勝とはいかないのではないかという予想です。
青学を苦しめるのが、東海、早稲田、山梨学院といったところ、明治もからんできそうです。
駒澤はエース中谷が不調で不安が残りますが、毎年上位に食い込んできます。
2日、3日はお天気もよく、気温が上がる予想です。
脱水症状など、アクシデントなく全校たすきをつなぐことができ、大手町でゴールしてほしいと思っています。

2016年はTHEYELLOWMONKEYの年

今年の1月8日にTHE YELLOW MONKEYの再集結が発表されました。
15年前、東京ドームでの最後のライブを見たファンとしては、その発表を喜び以外のなにものでもありません。

5月にツアーが始まり、復活の年を紅白歌合戦で締めくくろうとしています。
紅白歌合戦で初めて彼らを見る人も多いと思います。

そこで初めて見る人に彼らの魅力をご紹介したいと思います。

THE YELLOW MONKEYというバンドについて

THE YELLOW MONKEYというバンドを知らないという人も多いでしょう。

THE YELLOW MONKEYは略称「イエモン」と呼ばれます。

1988年に結成されたロックバンドで、1992年にメジャーデビュー後にバンドブームが終了してしまい、なかなか世間に受け入れられない時期がありました。
当時はデビット・ボウイに代表されるグラムロック的が曲が多く、濃い化粧と派手な衣装でパフォーマンスをしていました。

世間にその名が知られるようになったのは8枚目にシングル「太陽が燃えている」くらいからです。
ポップでキャッチーな曲が受け入れられ、シングル初のトップ10入りを果たすのです。

その後は独自の世界感を築き上げて、頂点まで上りつめるのですが、2000年1月に活動休止、2004年7月に解散を発表します。
そして、2016年1月に再集結したのです。

昭和歌謡曲とロックを融合したノスタルジックな世界感

ロックバンドですから、ロックを歌っていることには間違いないのですが、不思議と昭和な香りのして懐かしさを感じたりします。
主に曲を作る吉井さんが昭和歌謡曲が大好きなので、ロックと昭和歌謡曲が融合した曲が多いのです。

時にポップだったり、重厚なロックだったり、いろいろな表情を見せてくれるのが最大の魅力です。

何より、メンバーの仲がいいTHE YELLOW MONKEY

バンドやグループが解散する理由は、音楽性や方向性がバラバラになってしまったなんてことが多いですよね。
彼らはとても仲が良く、解散の理由もバンドとして存続するのが難しくなったからです。

6枚目のアルバム「SICKS」は吉井さん自らが最高傑作と自負する作品です。
オリコン初登場1位、オリジナルアルバムでは自身最高の売上を記録しました。

これが皮肉にも、バンドとしての方向性が行き詰ってしまったのです。
バンドとして存続することが困難となり解散しますが、その後もメンバー間で交流はあり、ギターのエマこと菊池英昭さんが吉井さんのソロのサポートメンバーとしてツアーに参加していたこともありました。

テレビで見る彼らはいつも楽しそうで仲が良いのです。
グループのファンってそのグループが好きなんです。

メンバーが仲良くしていると見ている方も幸せになります。
もちろん、音楽性、バンドのグルーヴ、ライブの世界感など好きなところたくさんありますが、何よりメンバーが仲が良いことが一番です。

こんなに仲がいいんだから、きっといつか再結成してくれると信じていました。
そんな4人を見て、ほんわかとしてほしいと思います。

紅白での演奏曲「JAM」とは

「JAM」は1996年にリリースされた曲です。
シングルとしてはバンド初のバラード曲です。

当時、吉井さんは「太陽が燃えている」の次のシングル曲として事務所へ提案したものの、宣伝会議で却下されてしまったそうです。
吉井さん曰く「JAM」は「ある日自分が抱えている不条理を、全部紙に書いてそれに曲を乗せたバラード」とのこと。

「乗客に日本人はいませんでした」という歌詞が有名ですが「重要なのはその後の、こんな夜は逢いたくて~また明日を待ってるの部分。ちょうどオウム真理教の地下鉄サリン事件とか、阪神・淡路大震災とかあって、子供を持つ身としては不安な世の中だったから、それも大きかった。『君に逢いたくて』というくだりは、当時、娘に向けて書いたんです。あまり家にいてやれなかったですし」と語っています。

最初は7分ほどの曲でしたが、当時はそれでは世に出せなかったので5分ほどの曲にしたそうです。
それでも、テレビで演奏するには長すぎるため、ミュージックステーションで初披露する時にイントロ、エンディングなしで演奏しています。

20年前の曲ですが、この時代にもマッチしているメッセージソング、紅白歌合戦ではノーカットで披露してほしいと思っています。
老若男女が見る紅白歌合戦です、いろいろな世代の人がそれぞれの立場から「JAM」を聞いて、バンドのメッセージを感じてほしいと思っています。