1.ファッションドール・ブライスとは?魅力を解説
ブライスというのは、リカちゃん人形のようないわゆるファッションドールというカテゴリに属する人形です。
頭が異様に大きく、その中に怖いくらいに大きいぐりぐりとした瞳、よく見ると割れているアゴと薄い唇、ほっそりした長い脚にバランスのいい胸ときゅっとしたウエスト、日本人にはないセンスが散りばめられたその独特の容姿は、アメリカからで最初に作られたことを納得させます。
ブライスの魅力はそのスタイリッシュな姿だけではありません。
ほかの人形と大きく違う点は、内蔵されている4種類の瞳を後ろの紐を引くことで切り替えることによって、表情を変えられることにあります。
基本はピンク ブルー グリーン オレンジ ですが、ブライスのシリーズのコンセプトによって瞳の色が変化することもコレクター魂に火をつける魅力となっています。
これは本当に不思議なのですが、髪色や瞳が変わるだけで基本的には同じデザインであるブライスの印象が、全然違うのです。
だからこそシリーズによって集めたくなるのでしょうね。
また同じように見える顔の形や肌の質感も、シリーズによって微妙に違います。その組み合わさによっても印象が違うのでふ。
2.自分の理想のブライスを作る!カスタムメイドという楽しみ
私がブライスのカスタムを始めようと思ったのは、基本のブライスに「もっとここがこうだったら、もっと可愛いのにな」と思ったのがきっかけでした。
私個人の意見としては、ほぼ原型がないようにカスタムするのは全く別の人形を持っているようで「なんか違うな」と思うのです。
(かなりカスタムされているブライスが、可愛くないと言っている訳ではありません。とても可愛いですし、お迎えしたいと思うものもたくさんあります。)
ですから、ここでは少し変化させるカスタムについて書きます。
(難易度順ではありません。私がやりたいなと思った順です。)
(1)肌の質感
ブライスはその多くがテッカテカのお顔をしています。
とても脂ぎっしゅな感じでカメラで撮ったりすると反射します。
これをいわゆるマッド肌にするのです。
目の細かいやすりでムラなく削っていく(この時開頭してバラバラに作業することをおすすめします)のです。
(2)アゴ割れをなくす
日本人にの方はブライスのアゴ割れをスムースにしたいと思うことが多いのですはないでしょうか。
これも目の細かいやすりで削っていきます(マッド肌にする時の紙ヤスリよりは荒い方がいいかも。
その時は仕上げにマッド肌にした時の紙ヤスリで仕上げてあげて)
(3)瞳の色を変える
グルーで元の瞳を取って、新しく買った瞳をまたグルーで取り付けます。
ヤフオクなどで「アイチップ」と検索をして見ると色々な作家さんがアイチップを売ってたりしますよ。
お気に入りを見つけましょう。
(4)まつげを変える
市販の女性用のつけまつ毛が使えます。
わざと茶色で細いまつげを使ったり、ラメがついているのを使ったり、色々あって楽しいですし、アイチップを変えるよりはかなり手軽だと思います。
また意外とかなり印象が変わりますよ。
(5)眠り目
ブライスにはまぶたがありますが、まぶたを閉じた状態にしておくことができません。
しかしまぶたが開いている状態を保持する役割をしているバネを外して、その代わりに操作できるように紐(私はタコ糸を使っています)を新たにつけることでまぶたを閉じた状態にしておくことご可能になります。
この操作はうまくやればかいとすることなしにできますよ。
眠り目の状態のブライス、とても可愛いです。
(6)化粧
ブライスの唇は薄いですから、濃いリップに塗り替えてあげると瞳とのバランスがとれて、より可愛らしい印象やセクシーな印象になります。
濃いリップをするときはアクリル絵の具で、薄いやわらかなリップならパステルを削って着色していくことをおすすめします。
できあがったらスプレーでメイクが剥がれないようにしてあげてくださいね。
その際くれぐれもプラスチックを溶かしてしまうような成分が入っているものは使用しないでください。
溶けてしまいます。
また、上で書きました顔を紙ヤスリで削るような加工をした場合にも仕上げにスプレーをかけてあげてください。
つや消しスプレーもあるので、マッド肌は維持されますから安心してくださいね。
3.ブライスの世界観を写真で表現!被写体としてのブライス
最後は、ブライスをカメラに収める楽しさについて書きます。
ブライスは6分の1スケールので作られています(実際の人間の6分の1の大きさということ)。
なので6分の1スケールのミニチュア家具を買ってきて、あたかもブライスが生活している一コマを撮影するなんて、とても楽しいと思います。
またブライスは一体一体に世界観があるので、そのこの世界観にあったシーンをプロデュースして撮影するなんてのも素敵ですね。
わたしは紅葉をバックにエメラルドグリーンの髪の色のマラケシュメランジェちゃんを撮影して、その雰囲気を楽しんでいました。
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