大量の種類がある扇風機。どれを選べばいいかわからない!
我が家では、今年こそ新しい扇風機が欲しいと思っています。
今使っているものがあまりにも古いので、去年も電気屋さんに見に行ったんですが、あれこれ見ても結局決まりませんでした。
だって、たくさんの機種が並んでいて、何がいいのか分からないんです。
値段で決めればよいのか、デザインで決めればよいのか、欲しい機能がついていればよいのか。
見ている内に、結局どれも同じじゃない?と言う気がしてくるし、結局最後まで決まらなかったというわけです。
そこで、今年は扇風機を買う前に予習しておこうと考えました。
部屋の状況や使用方法などを頭に入れて、扇風機の基礎知識から、人気の機能までチェックした結果、今度は上手に選べそうな気がしてきました。
扇風機にも種類がある!用途に応じて選ぼう
・リビング扇
台の上に1本脚があって、その上に丸い羽の部分がある最も普及しているオーソドックスな形です。
この形の多くは組み立て式で、ちょっと面倒ですが、使わない時季はコンパクトに収納しておけます。
また、羽やカバーを分解して洗える点は衛生的ですね。
羽が大きく、音はそんなに大きくありません。
・タワー扇
スタイリッシュなタワー型は、部屋の角や狭い場所に置け、首を振っても周囲のものにぶつかったりしません。
洒落たデザインが多いので、インテリアの一部として溶け込む点が魅力です。
ただし、分解して洗うことはできず、リビング扇のように首を上下に向けることはできません。
・壁掛け扇
その名の通り、壁に掛けて使うので場所をとりませんが、壁に専用器具を取り付ける必要があるため、壁にネジ穴を空けることになります。
エアコンを使いながら部屋の空気を混ぜる時も使えるので、一年中活躍します。
置き場所をとられない代わりに、電源コードが垂れ下がってしまうので、そこは上手に隠したいですね。
メカ式?マイコン式?扇風機の操作性の種類
・メカ式
昔懐かしいアナログタイプで、
ガシャッとボタンを押してスイッチのオンオフ、ダイヤルをギューッと回してタイマーをセットします。
機能が絞られたシンプルで安価、壊れにくいのが特長です。
風量は強中弱と三段階あるので、充分実用的です。
予算重視ならば、これ一択ですね。
・マイコン式
こちらはボタンを押すとピッと鳴るタイプで、リモコンが付属する機種も多くあります。
マイコン式は、首の上下左右振りから、風量の強弱、おやすみタイマーまで、リモコン制御できます。
最近は触れるだけで点くタッチスイッチ式が人気です。
扇風機のモーターの違いとは?
モーターにはACとDCがあり、最近の機種はほとんどがDCモーター搭載です。
この2つの違いは、まず風が違います。
ACモーター扇風機の風量は、強中弱の三段階が一般的ですが、DCモーターはもっと細かな風量調節ができ、八段階切りもあります。
ACモーターの風は機械的ですが、DCモーターの風はかなり自然風に近づいています。
そして、消費電力ですが、DCモーターの方が圧倒的に省エネです。
ただし、DCモーター搭載の扇風機は、ACモーターより高価です。
DCモーター搭載の扇風機を選ぶべき
中風だと強いが弱だと暑い、弱風でもずっと浴びていると不快、そんな思いをしているなら、DCモーター式に変えるべきです。
自然風のように、風に強弱のリズムをつけてくれるのがDCモーターの強みです。
細かな風量調節でランダムに風を送り、自然風を再現してくれます。
柔らかい風なので、不快に感じたり、寒すぎたりすることがないので、これならエアコンの風が苦手な方にもピッタリです。
寝室で使うならタイマー付きの扇風機
扇風機をつけっぱなしで寝たら風邪を引いてしまった。
こんなことのないように、寝室にはタイマー付きがおすすめです。
例えば、就寝の三時間後にスイッチが切れるようにセットすると、三時間後に近づくにつれて弱い風に切り替わるものもあります。
また、三時間後にオフ、八時間後にオンといった、オンオフ設定ができる機種もあります。
部屋のニオイが気になるなら脱臭機能付き扇風機
洗濯物を部屋に干す、ペットが室内にいる、キッチンで使うなど、部屋のニオイが気になる方におすすめの機種が、脱臭機能付き扇風機です。
一台二役、扇風機の風を当てれば、洗濯物の乾きも早くなります。
部屋の空気を混ぜたいなら真上に向けられる扇風機
部屋の空気を循環させ、エアコンの効率を高めたいなら、真上を向く扇風機です。
部屋の温度むら解消のために、サーキュレーターのように扇風機を使えます。
首が90度上を向くものなら、暖房で温まった空気を循環させるのにも使え、夏だけでなく冬にも活躍の幅が広がります。
便利なセンサー搭載の高機能扇風機
最近はセンサーを搭載した高機能扇風機もあります。
人がいなくなると停止し、人を感知すると動き出す「人感センサー付き」なら、消し忘れの心配がありません。
感温センサーがあるものなら、
室温に合わせ風を自動調節してくれる「温感センター付き」なら、自分で操作しなくて良いですし、省エネでもあります。
求める扇風機に必要な機能を絞る
扇風機って、ただ涼しい風を送るものだと思っていましたが、最新機種はいつの間にか進化していました。
他にも、羽のない扇風機やチャイルドロック、羽に指が触れない安全設計など、小さいお子さんがいる家庭では、安全面も重視したいですよね。
用途を考えて、必要な機能と不要な機能を把握することが大切です。
高額な多機能扇風機を買っても、結局使いこなせないのではもったいないです。
この知識を元に、今年こそ新しい扇風機を手に入れたいと思います。
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