
離乳食開始と同時に赤ちゃんが便秘に!
離乳食が本格的に始まる頃から、今まで快便だったのに便秘がちになってしまう赤ちゃんは多いようです。
我が子も例に漏れず、離乳食開始と同時に便秘に…。
そこで、離乳食期の便秘改善のために私が実践した対策を書いてみます!
赤ちゃんが便秘になったらまず食事を見直そう!
まずは食事内容の見直しです。便秘には食事内容が大きく関係しています。
ついつい赤ちゃんの欲しがるものばかり与えたりして栄養バランスが偏っていないか?
水分は十分にとれているか?これをきちんと確認することが大切です!
とはいえ、どちらもクリアしているのに便秘気味…ということもありますよね。
そんな時はぜひ、便秘に効果のある食材を優先的に食事に取り入れてみてほしいです!
便秘に効果のある食材は…
・みかん(柑橘類は便を柔らかくしてくれます)
・きのこ類
・プルーン
・納豆
これが、私が試してみた結果効果の期待できる食材です。
よく、リンゴやバナナが便秘にいいと言われることもありますが、これは要注意です。
スポンサードリンクリンゴは腸内環境を整えてくれるため、便秘に限らずなんと下痢にも有効な食材!
そのため、場合によっては余計に便を硬くしてしまうこともあるそうなんです。
又、バナナも少量食べるだけではかえって便秘になりやすくなるようです。
我が子もそうでした。
果物だと、上にも書いたように柑橘類がオススメです。
もちろんこれだけに偏らずバランスよいメニューをベースにすることは大前提です!
マッサージと綿棒かんちょうで便秘を解消!
さて、食事内容を見直して、便秘にいいとされるものは食べさせた我が子。
それでもなかなかうんちが出ない…。
そんな時は、私が刺激を与えてうんちを出すお手伝いをしました!
どんな方法でやったかというと…
・定番、のの字マッサージ
・自転車漕ぎ運動
・左から右へマッサージ
・おしりの穴押し
・綿棒かんちょう
上記の方法を実践しました。
のの字マッサージはけっこう定番なので、知っている方も多いと思います。
おへそのあたりを手のひらでのの字にマッサージしてあげます。
次に自転車漕ぎ運動ですが、これは赤ちゃんを寝かせた状態でママが足を持って、自転車を漕ぐようにゆっくり回してあげる運動です。
これも、腸が刺激されて効果があります。
さらに、自分から見て左から右へ赤ちゃんのお腹をマッサージしてあげるのも効果あり。
軽く押しながら、うんちが腸の中を流れていくイメージでマッサージします。
このように、外側から腸に刺激を与えて排便を促すマッサージも効果的ですが、さらに効果が期待できるのが「おしりの穴押し」と「綿棒かんちょう」です。
これらはおしりに直接刺激を与えるので、頑固な便秘にオススメです。
まずはおしりの穴押しですが、これは簡単!おむつ替えのついでに親指でおしりの穴をぐっぐっと押してあげるだけ!
何回か繰り返すうちにぷりっとうんちが出る可能性があるので、すぐに対応できるようおしりふきなど完備しておいてくださいね。
その時出なくても、時間が経ってから出る場合もあるので焦らずにやるといいです。
最後に綿棒かんちょうですが、これは本当に効果絶大!
かなりの確率でうんちが出ます。
勢いよく出る場合があるので要注意。
私も半信半疑でやったところ、山盛りうんちが飛び出してきて大惨事になったことがあります…。
肝心のやり方ですが、綿棒(大人用)にワセリン又はベビーオイルをたっぷり塗り、赤ちゃんのおしりに差し込んでクルクル回して刺激します。
綿棒の先の綿になっている部分をすっぽり入れるくらいが丁度いいです。
これ、初めてやるときは怖いんですよね。
赤ちゃん痛くないのかな?とか。
でも、刺激が弱くては意味がないのであまり怖がらず、綿棒で円を描くイメージで刺激してあげると良いです。
最初はおっかなびっくりですが、コツをつかんでからは100発100中でうんちが出せるようになりました(笑)
以上が、刺激を与えてうんちを出す方法でしたが、ここで共通するポイントがあります!!
マッサージもおしりの刺激も、できたら食後30分くらいが経過する頃にやるのがオススメです!
食べたことにより腸が刺激されているときなので、排便しやすくなっています。
とはいえ赤ちゃんの機嫌の良し悪しもあるので、絶対というわけではありません。
泣いて暴れているときなんかはできないので、私も我が子の機嫌を見ながら無理のない範囲でやっていました。
赤ちゃんにも使える市販の便秘薬「マルツエキス」
自宅でできる対策をいくつかあげてきましたが、実は赤ちゃんにも使える市販の便秘薬があります。
私が使ったのはマルツエキス。
甘くとろっとした水あめのようなお薬ですが、サツマイモの麦芽糖を使っていて安心安全です。
即効性は無く、飲んだらすぐ出るというものではありませんが、ゆるやかに便を柔らかくして自然に近いお通じにしてくれるのでオススメです。
小さい赤ちゃんは水に溶いて、1歳過ぎればそのまま舐めて服薬できますよ。
甘いので子どもも嫌がりませんでした。
以上がわたしが実践した便秘解消のための対策です。
やはり便秘は繰り返せば繰り返すほど悪化してしまいます。
時には便秘が原因でおしりが切れてしまい、赤ちゃんでも切れ痔になることがあります。
おしりが痛いとうんちを我慢するようになり、さらに悪循環になる可能性も。
やはり早めの対処を心がけてあげたいです。
便秘が続き、色々試しても効果がない場合は早めに小児科を受診することも大切です。
離乳食期の便秘にかなり悩まされた私ですが、1歳半を迎える我が子は今では快便!
やはり日頃からの習慣が大切ですから、便秘を甘く見ず、うんちを出す習慣をつけるようにしていかないといけないなぁと学びました。