
子供の頃から書くことが趣味だった
子供の頃から文章を書くということが好きでした。
日々の出来事を忘れたくないなという思いがあり、母親にどうしたら日々を忘れずに済むのかと相談をした所、日記を書けばいいのではないかと教えてくれたのです。
小学校3年生の時でした。
それからというもの、何かイベントがあった時はもちろん、平凡なこと、ちょっとおかしい友達の発言や先生に怒られたこと、なんでも日記に書いていました。
それは時に絵日記になったり一行日記になったりと形を変えていきましたが、ずっと生活の中で続いているものでした。
毎年ノートを新調して、今回はどういう形式でどれくらいの頻度で描いていけるだろうかと考えながら、そのノートは誰にも見せないで自分のものにしていました。
自分の中での秘密を言葉にして表すという行為がとても楽しかったです。
書いてしまうと気持ちは満足しました。
スポンサードリンク書き始めた当初は書くことで読み返すことができるから、忘れずにいられるだろうと思ったのですが、あまり見返すことはありませんでした。
書くことそれ自体が楽しいことでした。
学校での夏休みの宿題といえば決まって日記が出ており、夏休みの最後の日にまとめて書くという友人もいましたが、私にとってはただの日常の一つだったので苦になった記憶はありません。
時々行われる読書感想文もとても楽しく取り組んでいましたし、指定図書が何になるか毎年楽しみでした。
友人に教えらたのをきっかけにブログを書き始めた
大学生の時に、友人にブログを書いているかと聞かれたことがありました。
それまで私は書くという行為は自分の中だけで、自分だけの為に書いていました。
友人に詳しく聞いてみると、ブログを書くと周りの人と交流できるというのです。
自分の書いた言葉を通して交流が出来ると聞いて、そんな素晴らしい世界があるのだと驚きました。
早速私もブログを書くことにしました。
始めは何を書いたら良いのかわからず困ることが多かったです。
今までは自分だけの為に書いていたので愚痴や悪口、つまらないことやネガティブな気持ちもたくさん書いていたのですが、他の人に見られるとなるとそういうものは書きづらいと思いました。
なるべく楽しいことや明るいことを探して書こうと決めてからは、自分の考えの視点ごと少し明るくなった気がしました。
同じ日常でも視点が違ったり捉え方を変えたりするだけで形が変わるんだと衝撃を受けました。
大学生の頃はアルバイト三昧だったので、アルバイトをしていて面白かったことや、アルバイト代で友人と遊んだことをひたすら書いていました。
読者は少なかったですが多少の交流もあり、自分の生活に新しい風が吹きました。
ブログで生活をしている人がいる事を知り、興味を持った
社会人となってからは、まとまった時間が中々とれず、ブログの更新頻度もかなり少なくなりました。
一方で他の人が書いているブログを読むことが楽しく、ネットサーフィンをしてブログを書いている人を探し、ファンになることもありました。
その中で知ったのは、ブログを書いて生計を立てているという人がいるということでした。
どういうことかとその人のブログを遡って見てみると、今月はいくら収入がありましたとか、これくらいの人数の方が読みに来てくださっていますとか報告がされており、そんな世界があるのかと、なぜそのことを自分は今まで知らなかったのだとショックを受けました。
その人は自分が使っている物やサービスを紹介して、その紹介料を貰っているということでした。
私が今まで書いていたブログというのは、日記ばかりでしたが、私にもこんなことが出来たらいいのになと思いました。
ブログを副業にしたことで書くことに意味が生まれた
それからというもの、自分でブログを書く時に、少しでも収入になれば嬉しいという思いで、今までのブログの書き方や方針をガラッと変えて、先駆者である先輩ブロガーを参考にして記事を書き続けました。
今まではひたすら文章を書き連ねるだけで、読みやすさとか、印象付ける為に写真を使うとか、そういったことを今まではして来ていませんでした。
漢字を使いすぎないとか、基本的な読みやすさを考えたり、どこかに出かけた際には写真を撮って来たりと、基本的なことから収入になるための方略まで考えながらのブログ生活が始まりました。
そのようなことを始めて1年ほど経ちました。
到底ブログで生計を立てるなんてことはできず、読者も中々増えませんが、それでもお小遣い程度の、副業と言えば副業とも言えるというような状況までにはなりました。
ブログが一層生活の一部となりました。
社会人になってからは書くということから遠ざかっていましたが、子供の頃からの習慣を取り戻すことが出来ました。
好きなことをしてお金も貰えるというのがこんなに嬉しくて楽しくて幸せなことだということにようやく気づきました。
今はまだお小遣い程度ではありますが、もっともっと頑張って、自分の技量を磨いていきたいなと思いましたし、一生文章を書いて生活していきたいと思っています。