茶畑の中の古民家で味わう、うまみたっぷりのかぶせ茶がおいしい!

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三重県はかぶせ茶の名産地

お茶の産地というと静岡県や京都府が思い浮かびますが、実は以外に知られていない産地があります。

それは三重県。

それも茶の木に直接覆いをかけて栽培する「かぶせ茶」という方法では、生産量全国一なのです。

そんな三重県でも有名な産地が、四日市市の水沢町です。

みずさわではなく、すいざわと読みます。

四日市市の中でも山側に位置し、お茶の栽培に適した斜面と日当たりの良さが特徴です。

水沢町にはお茶農家が集中していて、あたり一面のお茶畑の中に、今回おすすめする「かぶせ茶カフェ」があります。

「かぶせ茶カフェ」は味わいのある古民家カフェ

かぶせ茶カフェは、お茶農家が営むカフェです。

お茶畑が広がる閑静な地区にあって、なんとも味わいのある古民家を改装してカフェにしています。

経営している人に話を聞くと、ここが実家で数年前までは実際に住んでいたそうです。

玄関を入るとすぐにお茶の販売スペースがあって、曜日によっては近所のお店で作っているパンやクッキーにも出会えます。

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でもまずはお茶をいただきに左の居間へあがりましょう。

いかにも古民家らしく、つるし飾りやちょっと古びた家具が置かれています。

夏は畳、冬はこたつでお茶をいただきます。

お店の奥に作業場があるので、いつでもお茶の香りがただよってきて、期待が高まります。

奥にはおもちゃの置かれたキッズスペースがあって子ども連れでも来やすいのがうれしいですね。

かぶせ茶カフェはお茶の種類が豊富で迷います

座卓やお膳が並ぶ中、好きな場所を選んで座ります。

すぐにお店の人が来てくれてメニューを説明してくれるので真剣に選びましょう。

さすがにお茶農家さんだけあって、常時6種類ほどのお茶が用意されています。

それぞれどんな味とか色とかはメニュー表に書いてありますし、丁寧に説明もしてくれるので相談しながら決めると楽しいです。

お茶とお菓子、それに三重県ならではのあられ茶漬けがついて500円とリーズナブルなので、気軽に楽しめますね。

お菓子は和風と洋風どちらかが選べます。

季節でお菓子は変わるそうで、冬の和風は手作り白玉の入ったぜんざいでした。

でも、おすすめはなんといっても「飲みくらべセット」です。

好きなお茶が3種類選べて、こちらもお菓子とあられ茶漬けがついて、1000円です。

お茶以外にもたくさん楽しみがあるので、迷ったらぜひこのセットにしてください。

かぶせ茶カフェのいちおしは飲みくらべセット

飲みくらべセットは自分で好きなお茶を3種類選べます。

このお茶のために特別に作ったという小さな急須は、四日市市の特産万古焼で掌に収まる可愛らしい形です。

小さくても注ぎやすく、よく考えられているのでじっくり見ておいてくださいね。

それぞれのお茶の3つの急須がお盆に並んで出てきますが、どれがどのお茶なのかは、クイズ形式になっています。

急須の前にお茶の種類を書いた千代紙が伏せてあるのでそれを見ないと分からないしくみなのです。

どれがどのお茶なのか、推理しながら味わうのがまた楽しいです。

お茶の入れ方はお店の人が丁寧に教えてくれるので安心です。

お湯を適温まで冷まし、葉が開くまでゆっくり待って注ぐ最初の一杯は感激するほどの甘さとコクです。

これがお茶の贅沢というものでしょう。普段飲んでいるお茶とは完全に別物です。

この一杯のためだけに通ってくる常連さんもいるそうです。

2杯目、3杯目と味わいが変わるので、ぜひ何杯もお代わりしてください。

お茶の他にも楽しみがたくさん!あられ茶漬けもおすすめ

お代わりしてお茶を堪能したら、次はあられ茶漬けをいただきましょう。

三重県ではあられをお茶漬けにして食べる習慣があり、このお店ではお茶漬け用に塩昆布と抹茶が用意されています。

あられに塩昆布と抹茶を振りかけて、お茶を注げば出来上がりです。

地元ではお茶をかけてすぐのカリカリの歯触りを好む人と、お茶が染みてふわりとふやけたあられが好きな人がいてどちらもおいしいです。

さらに最後にはお茶の葉もお浸しにして食べられるのです。

急須に残ったお茶の葉を取り出し、ぽん酢をかけていただきます。

これが柔らかくて、ぽん酢の酸味とあってとてもおいしいです。

普通の野菜とは違った触感ですが、お茶とお菓子のあとでもぱくぱくいけます。

やはり産地ならでは、いいお茶だからできる楽しみ方です。

お茶農家が経営するあたたかいかぶせ茶カフェ

かぶせ茶カフェはお茶農家が経営するカフェです。

接客するのもその家の娘さんとお母さんだそうです。

開店しているのは木曜・金曜・土曜の週に3日だけですが、開店の10時には地元の人が店の前で待っているくらいの人気です。

土曜には小学生くらいのお孫さんが手伝いに来ていることもあって微笑ましいです。

なにより家族が仲良しなのが見ていても伝わって来て、とても居心地のいい空間になっています。

おすすめの時期は新茶のとれるゴールデンウイークあたりですが、年によって違うそうなので電話で確認してから行くのがおすすめです。

水沢町には紅葉で有名なもみじ谷があるので、秋は紅葉狩りと一緒に行くのもいいでしょう。

近くに駅がないので、車で行くのがおすすめですが、お店の前にはちゃんと駐車場が完備しています。

お店の前の茶畑もカフェの農家さんの畑だそうなので、タイミングが良ければお茶の手入れをしているところが見られるかもしれません。

山をバックに整然と並ぶお茶の木は気持ちのいい眺めです。

天気が良ければ伊勢湾まで見渡せるかもしれません。

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