
実家に預けていた間に子供の歯に異変が……
うちの息子はあと3ヶ月で6歳になります。これまで早いようでとーっても長い道のりでした。
というのも、子育てについてももちろんそうですが、うちの息子は早くから虫歯を作ってしまったんです。
思い返せばあれは息子1歳の誕生日の後。
誕生日を挟んで2週間主人の実家で過ごしていて、その間主人が転職活動中だったこともあり二人で観光したり、友人と会ったり、夜まで出歩かせてもらいました。
たまには羽を伸ばしてきなさいと両親にいわれ、両親もずっと離れていたので孫と一緒にいる時間は楽しそうだしとお言葉に甘えさせてもらいました。
息子はご飯を食べたらすぐ寝てしまうことも多かったので、歯磨きだけはお願いして、実際に帰ったらもう寝てしまっていることも多い2週間でした。
そしてわが家へ帰ってさらに1週間…歯磨きをしていると歯の表面の白いものが落ちないことに気づきました。
歯垢だろうか…何度こすっても落ちません。
スポンサードリンクそもそもまだそんなに神経質に歯磨きをしているわけではなかったので、いつから白いのかいまいち分かりません。歯医者でこすってもらえば落ちるのだろうか。
一抹の不安を覚えて歯科へ向かいました。
虫歯との診断結果に歯磨きをおろそかにしていたと反省
そこで言われた衝撃の一言。
「初期の虫歯ですね。」ガーーーン。
その時に生えていた上の歯4本全て根元から若干白くなっていました。
それまでは第一子ということもあり、私なりに歯磨きをしっかりしていたつもりだったのですが、食べる時間が不規則だったり、だらだら食べさせたり、添い乳して寝かしつけたり…思い浮かぶことはあります。
そういえばバナナを食べさせてそのままお昼寝してしまうこともあったなとか。
ついには、そういえばこないだ実家に帰った時に歯磨きをちゃんとしてもらえていたのだろうか、なんて責任転嫁し始めます。
でもでもタイミング的にはその可能性もあります。
なんにせよ、お義母さんにまかせてほっつき歩いていた私が悪いんです。
心の底から、生まれて初めて生えた歯をこんな早くに虫歯にしてしまった責任を感じ、涙が出そうになりました。
「悪いお母さんでごめんね。」無邪気な息子の笑顔を見て余計悲しくなります。
歯科の先生もそんな気配を察してか、「まだ本当の初期だから悪くないように気をつければ大丈夫。このまま永久歯まで治療しないで済ませることもできるよ。」と。
優しい言葉にホッと胸を撫でおろしました。
それにしてもこんなに早くに虫歯になるなんて。
それからは歯のことをネットでたくさん調べてこれ以上は進行させないようにと奮起しました。
虫歯予防対策を開始!
まずは、入眠時の母乳も原因の一つと言われているので、疑わしいことは排除しようと断乳することに。
断乳は思いのほか簡単にでき4~5日で夜泣きもしなくなりました。
それから時間を決めずにちょっとずつだらだら食べていたのをやめさせ、ある程度時間が過ぎたら、食べ終わっていなくても一旦切り上げるよう気をつけました。
甘いお菓子やジュースは3歳までほんの少ししか上げず、たまにあげてもすぐ歯磨きをするよう頑張りました。
外出先ですぐ歯磨きできない時は水やお茶を飲ませたり。
奮闘もむなしく、進行する虫歯!原因は……?
しかし…家庭の事情で息子と3歳から1年間別居することになったのです。
主人と息子は、主人の実家にしばらくお世話になることになったのですが、私の父の容体が悪く、私だけ実家から近い自宅に残りました。
小さい子供と離れて暮らすのはつらいですが、一番に心配なのは虫歯のこと。
義父母が甘いお菓子をたくさん与えてしまう…。
主人にくれぐれもと頼んで子供と別れることになりました。
その一年間ちょくちょく会ってはいたのですが、その度にやはり…虫歯が茶色くなってきてる!
でも子供の面倒を見てもらっている負い目もあり深く追及できませんでした。
私の都合で勝手に離れているので申し訳ないなと。
そして遅れること一年。
私も合流して同居することになると、予感は的中です。
お義母さんが、息子を幼稚園に送り出すときにハイチュウ食べさせて、飴玉たくさん持たせてる…。
お菓子もジュースもなんでも買い与えているし。
ジュースの代わりにはできるだけお茶、飴・チョコはNGで育ててきましたのに。
力が抜けるってこういうことなんですね。
永久歯は虫歯にさせない!お母さんの決意
それから奥歯にもできてしまった初期虫歯にもオロオロしながらなんとかここまで来ました。
軽~く削ったりはしましたが、今のところ詰め物をしなくてはいけないところまでは進んでいません。
歯医者の先生の見立てではこのままいけば治療せず永久歯まで大丈夫でしょうとのこと。
虫歯になってる前歯はあと1~2年くらいで生え変わります。
朝も夜もフロスをして仕上げ磨きをして来た甲斐がありました。
途中、息子にはおじいちゃんおばあちゃんの甘い誘惑がありましたが、虫歯のない永久歯を目指して、これからは自分一人でも磨き残しなく歯磨きできるように指導していかなくてはいけません。
まだ甘えて自分一人だときれいに磨ききれないことがあるので。
人任せにして後悔した分、判明後は虫歯を防ぐために手を尽くした
わたしは途中で歯磨きを人任せにしてしまったので、そこは後悔してもしきれません。
でもそのあとはできる限りのことをして防いできたつもりです。
うちの息子は鼻炎もあって口が乾燥しやすかったり、赤ちゃんの時からよだれも少なめだったので、持って生まれた体質もあるとは思いますが、結果がどうなっても後悔しないように、これから歯磨きを始める赤ちゃんのママには知識をたくさん仕入れて納得できるケアをしてほしいと思います。