
おすすめ漫画「宇宙兄弟」のストーリーは?
皆さんは漫画を読みますか?
私はよく読むのですが最近読んだ漫画がとても印象に残っています。
皆さんは「宇宙兄弟」という漫画をご存知でしょうか?
非常に面白く、なぜ今までこんな面白い漫画の存在を知らなかったのだろう?と後悔するレベルで面白かったです。
そんな漫画「宇宙兄弟」をお勧めしたいとおもいます。
主人公の南波六太(なんばむった)と南波日々人(なんばひびと)の兄弟が宇宙に行こうとする物語です。
まあ、タイトルを見ればそんな感じの内容だろうと思いますよね(笑)。
詳しく話しますと、この兄弟はおさないころに、UFOを見て、そのUFOをもう一度見るために二人はともに宇宙飛行士になると決意します。
しかし現実は思うようにいかず、兄の六太は宇宙飛行士にはなれずに自動車会社で、働くことになります。
弟の日々人は約束通り宇宙飛行士になります。
スポンサードリンクある日、上司に弟のことを馬鹿にされた六太は上司に頭突きをして、会社をクビになります。
絶望と弟への劣等感を感じながら家にいると六太のもとに届いたのは宇宙飛行士になるための試験の通知です。
そこから、六太はいろいろな問題を抱えながらも弟と同じ舞台に立つために宇宙飛行士を目指す。
という内容です。
私が「宇宙兄弟」を面白いと思った3つの理由
私が面白いと思った理由は3つあります。
まず一つ目はシリアスな場面もギャグな場面も両方あり、それぞれの書き分けがとても上手にされているからです。
大事な面接のときに六太は皆が予想しないような回答をしたり、弟の日々人は頭のねじが一本外れているような行動に走ったり、意味わからないところがあったりと面白く、ついくすっと笑ってしまう場面がたくさんあります。
一番私が面白かったと思ったのは、試験のバスに乗った際に六太がバスの運転手のヅラに気づく場面でしょうか。
他の受験者はバスに監視カメラがあることに気づいていたのですが、六太だけは違ったのです。
バスの運転手のヅラに気づいたのです。
その場面はさすがに笑いをこらえることはできませんでした。
もう一つの理由としては、この漫画で出てくる言葉に自分も気づかされることがある点です。
六太が言った「本気の失敗には価値がある」言葉には自分も納得し他記憶があります。
多くの人は失敗を恐れてしまい、何事にもチャレンジするということを忘れてしまっているのではないか、と気づかされたり、そのほかにも多くの名言が出てきます。
ついうるっときてしまうこともあります。
そんな描き分けのあるこの漫画が面白いです。
最後の理由は、登場するキャラが全員個性的である点です。
南波兄弟も十分個性的であるのにもかかわらず、それに勝るとも劣るとも言えないレベルの個性を持ったキャラクターがたくさん登場します。
六太の恋するせりかさんはとても美人で頭もよいですが、とても大食いでだいたい米粒がほっぺについていたりします。
いつもクールな新田さんは携帯の待ち受けが猫だったりとほかにも個性が強すぎるキャラクターがたくさん登場してきます。
また、それぞれのキャラクターの過去や現在、なぜ宇宙飛行士になりたいのか、などが明確に描かれていてとても感情移入しやすく、読んでいて応援してしまいたくなるようなキャラばかりです。
ほかにも宇宙飛行士のことについて知れるというのは大きかったですね。
知っていますか?
宇宙飛行士は身長制限があることを。
その身長制限に悩まされるキャラクターがいたり、試験の内容もこんな試験があるのか、と自分が宇宙飛行士になりたくなるような秘密や、逆に宇宙飛行士になりたくなくなるような宇宙飛行士の怖さなどもしっかり描かれています。
「宇宙兄弟」の中のお気に入りのキャラクター天体学者のシャロン
ここで、私の一番お気に入りのキャラクターを紹介しようと思います。
シャロンという天体学者さんです。
彼女は、南波兄弟に英語を教えたり、人生で生きてく上での大切なことをたくさん教えてくれたりしました。
彼女のいいところは人を傷つけるような嘘を言わないことです。
彼女が嘘をつく場面は人が前向きになるときなどです。
その生き方を見て僕は、あこがれるとともに、自分もそういうような生き方をしたいと思いました。
シャロンはALSという運動機能に障害をきたす病気になってしあうのですが、それでもいつも明るくふるまう姿はいつ見ても涙が出てしまいます。
it is a piece of cake!つまり楽勝だよという言葉です。
彼女はALSにかかり、死んでしまうことがわかっていてもこのような言葉を六太や周りの人間にいえるような強い人間で、その彼女を助けるために宇宙で研究するせりかさんなど本当にみんなを応援したくなるような漫画で涙なしではとても見ることはできず、笑いなしでもとても見られない漫画になっています。
良さやこの漫画の内容は伝わったでしょうか?
今29巻まで出ており、今もなお連載中となっています。
僕も結末はまだ知らないのでとても楽しみな作品の一つになっています。
ぜひ読んでみてはいかがでしょうか?